早稲田大学公認サークル「早稲田スポーツ新聞会」、略して早スポです。 早稲田大学体育会各部の動向を日々発信しています。 ▶早稲田スポーツ新聞会をチェック http://wasedasports.com/
普段は早稲田大学体育各部を取材している早スポ記者の皆さまに、選手側として、駅伝の部にご参加いただきました。彼らの体験記をご紹介いたします。
<早稲田スポーツ新聞会> 吉岡 直哉、冷水 睦実、川上 璃々、中村 日菜美、前田 篤宏、森田 健介、渡邊 悠太、山田 彩愛
第11回 早稲田駅伝 in 国立競技場 早スポ体験記
早稲田大学競走部が6位入賞を果たしてシード権を獲得した箱根駅伝の熱気が冷めやらぬなか、1月14日に「第11回 早稲田駅伝 in 国立競技場」が東京・国立競技場で開催されました。昨年は、新型コロナウイルス感染症の影響で開催中止、一昨年はアプリを使った形式に切り替えており、1つの会場に集まって行うリアル形式での開催は3年ぶりとなります。そのため、私たち早稲田スポーツ新聞会(早スポ)は過去3度参加させていただいておりますが、今回のメンバーは全員が初参加となりました。11月に発行した「早慶ラグビー号」の新聞制作に参加していた人に編集長が声をかけ、8人の駅伝好きが集まりました。それぞれの自主練期間を経て迎えた当日。あいにくの雨天と寒さに襲われますが、応援部の放つ熱気がそれをはね除けるかのように会場を包み、私たちも奮い立ちました。
1周1.4㎞のコースをメンバー全員で合わせて16周するというルール。高校までラグビーに打ち込んだ、早スポチームのエースがトップバッターを務めました。スタート前の緊張した面持ちとは裏腹に力強い走りを見せ、2周を11分台という好タイムで駆け抜けました。しかし、中継でアクシデントが発生。受け渡し場所の確認不足のため、第2走者を見つけるのに大きくタイムロスをしてしまいました。早スポチームの準備不足が露呈してしまいました。反省です。
2人目以降は自分たちの体力を過信せず、1周ずつ走って交代するよう作戦を変更しました。途方も無く長く感じるスタンド下通路に苦戦しながらも、足を止めることなく次の走者につなぎます。
普段体育各部の選手たちを取材させていただいている私たちですが、やはり同じようには体を動かせないと悟ったレースとなりました。多くのメンバーが3年生でしたが、運動不足を痛感しました。またレース中に判明しましたが、3人が二日酔いの状態で参加していました。コンディションをしっかりと整えて参加しましょう。
それでも笑顔でのタスキリレーも見られるなど、早稲田愛溢れるたくさんの参加者とともに国立競技場のトラックの感触を楽しみながら走ることができました。
順調に臙脂のタスキはつながり、最終16周目へ。アンカーを務めたのは、この日4周目となる大車輪の活躍を見せた早スポのエースです。カメラに向かって手を振る余裕も見せながら、疲れを見せぬ軽快な走りのままゴールテープを切りました。
22.4㎞を8人でつないだ早スポチームは1時間40分49秒という、目標を大きく上回るタイムでゴールしました。記録速報を確認しながら、1秒でも速く、1つでも上の順位をと一致団結して取り組み、改めて絆を深める経験となりました。来年はさらにレベルアップをしてこの舞台に帰ってきます。早スポは体育各部の選手たちの活躍を、新聞だけでなくホームページやSNSでも発信しています。これからの早スポの記事にも是非ご注目ください!
また、例年、早稲田駅伝ゲスト参加の「競走部」に加え、今大会は、2022年の早稲田スポーツ発足125周年を記念して、多くの体育各部チームが参加しました。レース前に力強く意気込みを語った勢いそのままにハイスピードで国立競技場を駆ける姿に、私たちも元気をもらいながら走りました。体育各部の選手と一緒に走れるという貴重な体験ができました!